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細菌性食中毒
⇒札幌市内における発生状況はこちら「病因物質別食中毒発生件数の推移」
カンピロバクター

- 近年、食中毒発生件数でナンバー1の食中毒菌で、鶏肉などの食肉を生又は加熱不十分のまま食べたことによる食中毒が全国的に多発し、問題となっています。
- 鶏・牛・豚などの家畜や、犬・猫などさまざまな動物の腸管内にいる菌で、比較的少量の菌でも発症し、発症するまでの時間が1~7日と長いのが特徴です。
【参考1】「食肉による食中毒の防止について」
| 主な原因食品 | 鳥肉などの肉類 (鳥の刺身、牛レバ刺し、ユッケ、加熱不十分な焼肉など) |
|---|---|
| 主な症状 | 下痢、腹痛(へその周り)、発熱(37~40℃)/発症するまでの時間:1~7日
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| 特徴 |
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| 予防方法 |
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サルモネラ属菌

- サルモネラは、鶏や豚、牛などの動物の腸管内や河川、下水など自然界に広く分布しています。
- 卵料理を原因とするサルモネラ食中毒が多く発生しています。
| 主な原因食品 | 鶏卵、食肉、うなぎなど (カツ丼、オムレツ、ケーキ、プリン、牛肉のたたき、うなぎなど) |
|---|---|
| 主な症状 | 下痢、腹痛、おう吐、発熱(38~40℃)/発症するまでの時間:5~72時間
高齢者や子どもは重症化することもあります。 |
| 特徴 | 熱に弱く、75℃以上1分間以上の加熱で死滅します。 |
| 予防方法 |
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腸炎ビブリオ

- 海水や海底の泥の中にいる細菌で、刺身などの生の魚介類が腸炎ビブリオ食中毒の主な原因食品となっています。
- この菌は、海水温が高くなると海水中で大量に増殖するため、気温の高くなる夏場は特に魚介類の取扱いに注意しましょう。
| 主な原因食品 | 生の魚介類(刺身、寿司、魚介加工品など)
魚介類を扱った調理器具や手指を介して二次汚染された、塩分濃度の高い食品が食中毒の原因となることがあります。 |
|---|---|
| 主な症状 | 腹痛、下痢、発熱、おう吐/発症するまでの時間:10~24時間(まれに2~3時間) |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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腸管出血性大腸菌O157

- 腸管出血性大腸菌は、牛などの動物の腸管にいる菌で、主な原因食品は、牛肉や牛レバーなどの生食や加熱不十分な肉類です。また、食肉等から二次汚染により、あらゆる食品が原因となる可能性があります。
- 札幌市内では、平成21年に牛レバ刺しを原因食品(推定)とする食中毒が1件発生しています。
- 平成24年8月には、浅漬を原因食品とする患者169名の食中毒が発生しています。
【参考】「腸管出血性大腸菌Q&A」(厚生労働省ホームページにリンク)
| 主な原因食品 | 牛などの肉類
食肉や家畜の糞便等によるニ次汚染により、野菜や果物を含むあらゆる食品が原因となる可能性があります。 |
|---|---|
| 主な症状 | 激しい腹痛、水様性下痢、血便/発症するまでの時間:3~5日(10日以上の場合もあり)
重症の場合、菌が産生するベロ毒素により、溶血性尿毒症症候群を引き起こし死に至ることもあります。 |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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ウェルシュ菌

- ウェルシュ菌は、人や動物の腸管内、土壌、水中など、自然界に広く存在しています。
- この菌による食中毒は学校などの給食施設で起きることが多く、カレーやスープなど、食べる日の前日に一度に大量に加熱調理し、大きな器のまま室温で長時間放置したことが原因で起きた事例が多く発生しています。
| 主な原因食品 | 大量に加熱調理された煮込み料理(カレー、シチュー、スープ、めんつゆなど) |
|---|---|
| 主な症状 | 腹痛、下腹部の膨満、下痢/発症するまでの時間:6~18時間 |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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セレウス菌

- セレウス菌は、土壌・水・ほこりなど自然環境に広く分布しています。
- この菌による食中毒は、毒素の違いにより「おう吐型」と「下痢型」の2つのタイプに分類されますが、「おう吐型」の食中毒が多く発生しており、米飯類や麺類が原因食品となることが多いのが特徴です。
| 主な原因食品 | 【おう吐型】米飯、チャーハン、ピラフ、スパゲッティー、焼きそばなど 【下痢型】食肉製品、スープ、弁当、プリンなど |
|---|---|
| 主な症状 | 【おう吐型】おう吐、吐き気/発症するまでの時間:1~5時間 【下痢型】下痢、腹痛/発症するまでの時間:8~16時間 |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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黄色ブドウ球菌

- この細菌は自然界に広く存在しており、健康な人でも2~3割は鼻やのど、髪の毛などにこの菌を持っています。
- やけどや傷など化膿したところに大量に存在しており、手に傷などのある調理人からの汚染が原因の食中毒が多く起きています。
- 札幌市内では近年、平成28年には豆大福、平成29年にはかき氷、おにぎり弁当を原因食品とする食中毒が発生しています。
| 主な原因食品 | 手指からの汚染を受けやすい食品(おにぎり、生寿司、折り詰弁当、シュークリームなど) |
|---|---|
| 主な症状 | 激しい吐き気・おう吐、腹痛、下痢/発症するまでの時間:1~5時間(平均3時間) |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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ボツリヌス菌

- 最も死亡率の高い毒素型食中毒で、札幌市内では、昭和63年に1件起きています。
- ボツリヌス菌は、土、海、湖の砂泥中などに存在し、熱に強い芽胞を形成します。
- 乳児については、「乳児ボツリヌス症」(主にはちみつの摂取による疾病)にも注意が必要です。
| 主な原因食品 | 缶詰、ビン詰、真空パック食品、いずしなど(密封された食品、空気に触れない食品) |
|---|---|
| 主な症状 | 胃腸炎の発症後、脱力感、めまい/発症するまでの時間:8~36時間
症状が進むと、瞳孔散大など様々な眼の症状、物が飲み込めない、声が出ないなどの症状となり、重症になると呼吸困難で死亡することもあります。 |
| 特徴 |
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| 予防方法 |
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乳児ボツリヌス症
乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の乳児にみられるボツリヌス症のことです。
平成29年には、東京都で、はちみつを原因とする乳児ボツリヌス症による5ヶ月の乳児の死亡事故が発生しました。
| 主な原因食品 | はちみつ、土つきの野菜など |
|---|---|
| 主な症状 | 便秘、筋力の低下、哺乳力の低下など |
| 特徴 |
乳児の腸管の免疫が未発達のため、ボツリヌス菌の芽胞が腸管内で発芽・増殖してしまい、毒素を産生することで起こります。 |
| 予防方法 |
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相談窓口
食中毒については、札幌市保健所食の安全推進課、広域食品監視センター又は各区保健センター健康・子ども課にご相談ください。
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