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トンネル設備
トンネルには、安全、快適かつ円滑な道路交通を確保するための設備を設置しています。
設備の目的や用途により分類しております。
- トンネル内の環境を良好に維持するための「換気設備・照明設備」
- トンネル内の異常時に対応する「非常用設備」
設備の概要は以下のとおりです。
換気設備・照明設備
換気設備
換気設備は、以下の目的で設置します。
- 自動車の排出ガス中に含まれる有害物質が道路利用者等に生理的な悪影響を与えないようにすること
- 良好な視界を確保すること
- 火災等非常時に排煙等を行うこと
照明設備
照明設備は、トンネルの閉鎖された狭い空間で、道路利用者がトンネルを通過する際に安全で円滑な走行を確保する目的で設置します。
照明設備は、「基本照明」、「入口部照明」、「出口部照明」等から構成されます。
- 基本照明
トンネルを走行する道路利用者が前方を視認するための照明 - 入口部照明
昼間、運転手がトンネルに接近する際に生じる急激な明るさ(輝度)の変化と収入直後から起きる眼の順応の遅れを緩和するための照明 - 出口部照明
昼間、出口付近の野外の明るさ(輝度)が著しく高い場合に、出口の手前付近の視界を改善するための照明
非常用設備
非常用設備は、トンネル内において火災及び事故等が発生した場合に、その被害を最小限に留める目的で設置します。
非常用設備は、トンネルの規模(長さ、形状)や交通量等によって設置する設備・機器がトンネルごとに異なります。
設備は、「通報・警報設備」、「消火設備」、「避難誘導設備」、「その他の設備」に分類できます。
- 通報設備
トンネル内における火災その他の事故の発生を管理所等へ通報し、警報設備の制御、救助活動、消火活動等に役立たせるための設備です。 - 警報設備
トンネル内における火災その他の事故の発生を利用者へ知らせ、二次的災害の軽減を図るための設備です。 - 消火設備
トンネル内の利用者等が初期消火に用いるための設備です。 - 避難誘導設備
トンネル内で火災その他の事故に遭遇した利用者を当該トンネルの外へ安全に誘導、避難させるための設備です。
具体的な設備として、「誘導表示設備」、「避難情報提供設備」、「避難通路」、「排煙設備」が該当します。 - その他の設備
通報設備、警報設備、消火設備及び避難誘導設備を補完し、救助活動及び消火活動等を容易にするための設備です。
具体的な設備として、「給水栓設備」、「無線通信補助設備」、「監視設備」等が該当します。
設備の詳細については、「トンネル非常用設備」をご覧ください。
市内の主なトンネルの設備について
トンネル設備は、トンネルの規模(長さ、形状)や交通量等によって設置する設備・機器がトンネルごとに異なります。
都心部の重要な交通路や規模が大きいトンネルである「環状通エルムトンネル」、「創成トンネル」、「盤渓北ノ沢トンネル」の設備について、紹介します。
なお、3本のトンネルの概要(距離や供用開始)は以下のとおりです。
|
トンネル名称 |
所在地 | 距離(延長) | 幅(幅員) | 供用開始時期 |
|---|---|---|---|---|
| 環状通エルムトンネル |
北区北18条西7丁目 |
730メートル |
26.3メートル |
平成13年(2001年)7月 |
| 創成トンネル | 中央区南4条西1丁目 | 1,078メートル | 19.5メートル | 平成21年(2009年)3月 |
| 盤渓北ノ沢トンネル |
中央区盤渓508 |
1,612メートル | 10.0メートル | 平成29年(2017年)2月 |
※市内のトンネルについては、「札幌のトンネル」をご覧ください。
各トンネル設備について
| 環状通エルムトンネル | 創成トンネル | 盤渓北ノ沢トンネル | ||
|---|---|---|---|---|
| 換気設備 | 送風設備(ジェットファン) | - | - | 〇 |
| 照明設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 通報設備 | 通話型通報設備 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 操作型通報設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 自動通報設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 警報設備 | 非常警報設備 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 消火設備 | 消火器 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 消火栓設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 避難誘導設備 | 誘導表示設備 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 避難情報提供設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 避難通路 | 〇 | 〇 | - | |
| その他の設備 | 給水栓設備 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 無線通信補助設備 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 監視設備 | 〇 | 〇 | 〇 |