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風しん・先天性風しん症候群
札幌市における風しんの発生動向について
過去分も含めた札幌市の風しんの発生動向の詳細は、風しんについて(札幌市衛生研究所)をご覧ください。
また、全国の風しんの発生動向の詳細は、風疹発生動向調査(国立健康危機管理研究機構)をご覧ください。
風しんの抗体の有無について、確認をお願いいたします
過去に風しんにかかったことがあるか、風しんの予防接種を受けたことがあるか、又は風しんに対する抗体が陽性であるかどうかの、確認をお願いします。
確認できない場合は、抗体検査・予防接種を受けることについて、ご検討いただきますようお願いいいたします。なお、札幌市にお住まいの一部対象の方については、風しん抗体検査等を無料で受けられる制度がございます。詳細は下記リンク先をご確認ください。
- 風しん抗体検査・予防接種(追加的対策)について(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方が対象)
- 風しん抗体検査について(妊娠を希望している女性または妊婦の配偶者(パートナーを含む)の方が対象)
風しん予防のため以下事項についてご検討をお願いいたします
風しんについては、2018年と2019年に国内で流行し、札幌市内においても患者が発生しました。
それ以後、新たな流行は見られませんが、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体が陽性であると確認ができている方以外は、以下の点についてご検討いただきますようお願いいたします。
- 特に30代から50代の男性は、任意で風しんの予防接種を受けることについて、検討いただきますようお願いいたします(30代から50代の男性においては、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっています)。
- 妊婦への感染を防止するため、特に、「妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族」、「10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)」(※)は、任意で風しんの予防接種を受けることについて、検討いただくようお願いいたします。
※妊娠していない時期(生理期間中又はその直後が良い)にワクチン接種を行い、その後2か月間避妊するよう注意する必要があります。
また、このほか、本ホームページ等を参考に、感染予防に努めていただきますようお願いします。
風しんについて
風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
主な感染経路は飛沫感染で、一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。
従来、集団生活が始まる1~9歳前後の患者が多かったのですが、近年は多くが成人男性となっています。
詳細は「風しんについて(厚生労働省)」をご確認ください。
主な症状等
潜伏期間は2~3週間(平均16~18日)で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。
成人では関節痛や関節炎の症状がでて1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が20%程度いると言われています。
子供では比較的症状が軽いですが、2000~5000人に1人くらいの割合で脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症を発生することがあります。
診断された又は疑いがある場合の対応
風しんと診断された場合
発疹の出現前後1週間は感染伝播期間となります。感染を拡大させてしまわないよう、感染伝播期間中は、以下についてご協力をお願いいたします。
- 不要不急な外出はできる限り避ける
- 医療機関の受診など、外出の必要がある場合はマスクを着用する
- 妊婦との接触は可能な限り減らす
また、病院から届出を受けた場合、保健所・保健センターでは感染拡大防止を目的として、患者に対して行動調査等を実施しておりますので、ご理解のうえご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
風しんの疑いがある場合
風しんにかかったことがない、予防接種歴がない(※)など、風しんの抗体価が十分ではないと、風しん患者と感染伝播期間中に接触した場合、感染する可能性があります。
※ワクチンを1回しか接種していない場合、その5%未満の方は免疫を獲得できていない可能性があります。また、接種後長期間が経過した場合、十分な防御レベル以下にまで徐々に血清抗体価が低下している可能性があります。
患者と接触したことが明らかな場合、接触14日目以降に風しんの何らかの症状(発熱、発疹、リンパの腫れ等)が出現した際は、医療機関の受診をお勧めいたします。(医療機関に対しては、あらかじめ風しんに感染している可能性があることを電話でお伝えし、マスク着用のうえ受診をお願いいたします。)
職場における対応
職場における風しん対策ガイドライン(国立健康危機管理研究機構)をご確認ください。
また、厚生労働省では「職域における風しん対策に関するリーフレット」を作成しております。リーフレットについては「風しんについて(厚生労働省)」をご確認ください。
先天性風しん症候群について
免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、風しんウイルスが胎児に感染する可能性があります。
胎児に感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主症状とする先天性風しん症候群という障がいを引き起こす可能性があります。発生頻度は妊娠月齢により異なり、妊娠1カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度と言われています。
特に妊娠中の女性は、風しんにかからないよう注意が必要です。
また、妊婦だけではなく、妊婦の家族、妊婦に接する業務を行う方も、妊婦に風しんをうつさないために、風しんにかからないよう注意が必要です。(風しんの予防については、後段の「風しん予防接種」を参照してください。)
先天性風しん症候群については、先天性風疹症候群に関するQ&A(国立健康危機管理研究機構)のページをご覧ください。
先天性風しん症候群の発生動向
札幌市ではこれまで先天性風しん症候群の届出はありません。
全国の発生状況は、先天性風しん症候群(CRS)の報告(国立健康危機管理研究機構)のページをご覧ください。
風しんの予防接種
先天性風しん症候群を含む風しんの予防には、風しんの予防接種が最も効果的です。
風しんのワクチンは風しん単独ワクチンと麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)があります。
定期予防接種の対象者のお子様(1期:1歳児、2期:小学校入学前1年間の幼児)は、MRワクチンを公費負担で接種できますので、「予防接種全般について」をご確認ください。
定期予防接種の対象者以外の方は、任意の接種となります。札幌市では任意の接種にかかる費用の助成は行っておりませんので、接種される場合は全額自己負担での接種となります。
妊婦のご家族、妊婦に接する業務を行う方で風しんワクチンの接種歴がない又は不明の方は、抗体検査や風しんワクチン接種をご検討ください。(接種されるワクチンはMRワクチンをお勧めしています。)
妊娠中の女性は予防接種が受けられません。また、女性は予防接種後2ヶ月は避妊が必要です。
接種可能な医療機関は、かかりつけやお近くの医療機関に事前にお問い合わせのうえ、受診してください。